水素は究極の抗酸化物質?

水素と健康

「私は水素関連の製品を扱っています」と話をすると、十中八九は「水素水?」って聞かれます。

それくらい水素=水素水という認識は広がっていて、健康法として「水素水」を飲むというのも認知されているのですが、同時に多くの効果が期待出来ない製品などが溢れた影響で、水素水について否定的な考えを持つ人もかなり居ます。水素と聞けば水素水という認識が多いので、水素水に否定的な考えがあれば、私の取り扱う「水素風呂」や「水素ガス吸入」についても最初から悪いイメージを持つ人もいるのです。

さて、ここで水素が人間の身体に及ぼす基本的な機能を説明すると、それは「還元」という作用です。

酸化について

リンゴの酸化と還元の様子

<酸化>というのは、食品が傷む過程であったり、物が錆びる事だったりしますが、その科学的な作用は、

酸化:電子や水素を失い酸素と化合すること。

と言うように定義できます。目に見える酸化の状態としては、切ったリンゴの切り口が茶色く変色していく過程が「酸化」です。同様の反応は気付かないけど人間の身体にも起こっています。人間にとってはこの酸化が大問題で、酸化することにより老化や病気に繋がっていきます。

書籍ライフスパン

老化の95%は酸化ストレス

ハーバード大学教授のデビッド・シンクレア教授は老化研究の世界的な権威ですが、氏の著作である「ライフスパン」は世界中で大ベストセラーになりましたが、そこには老化の95%は酸化ストレスであり、老化は治療できる病気であると述べられています。

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この酸化ストレスから身体(細胞)を保護することが、老化や病気を防ぐためには極めて重要になります。
身体が酸化する原因として体内に発生する「活性酸素」が挙げられます。酸素は生きていく為には欠かすことの出来ない必要な物ですが、極めて危険は毒性物質にもなるという事です。生命は初期の段階では酸素にやられて死んでいたが、酸素に対するある程度の耐性を獲得したので生存出来る様になったとの生物学の話もあるくらいです。

還元とは?

還元:水素と化合するとか酸素を失い電子をもらうこと。

水素の一番の作用は還元作用で、究極の抗酸化物質であり還元剤であると言えます。

悪玉活性酸素=ヒドロキシラジカル

活性酸素の産まれる原因

「活性酸素」は身体の老化の元といいましたが、実はなくてはならない物でもあります。外部からの細菌などに対抗して細菌を殺す役割を担うのが「活性酸素」だったりします。

適正な「活性酸素量」が保たれていれば大きな問題にはなりませんが、「喫煙、飲酒、肥満、ストレス、紫外線、不規則な生活」などにより活性酸素の量が増えてしまい、その一部が

悪玉活性酸素である「ヒドロキシラジカル」に変化します。

このヒドロキシラジカルは超危険な物質で、手当たり次第に細胞を傷つけて回ります。

ヒドロキシラジカルになる前の中間的な状態の活性酸素であればある程度「抗酸化物質」が効果があると言われていますが、ヒドロキシラジカルになると抗酸化物質ではお手上げで除去できないと言われています。

#ヒドロキシラジカル(Wikipedia)

悪玉活性酸素を除去する水素

この悪玉活性酸素である「ヒドロキシラジカル」を必要な活性酸素はそのままに選択的に除去してくれる実に都合の良い「究極の抗酸化物質」が「水素」です。

#放射線影響学会HP掲載の論文「水素は選択的に細胞毒性酸素ラジカルを減らすことにより治療的抗酸化剤として働く」

水素水の製品の多くは力不足

市販の水素水製品の多くが溶存水素濃度の低さや、飲むことができる水の量にも限りがあるので、十分な水素を補うには力不足といわれています。

水素水でヒドロキシラジカルの除去を目指すには、本当に効果的な水素水製品を選ばないといけません。ここではその内容について詳しくは記載いしませんが、私は「水素風呂」「水素ガス吸入」による方法をお薦めしています。

水素摂取方法と効果の比較表
雑誌エール 2016春号
水素風呂は飲むより100倍水素吸収できる雑誌記事
雑誌エール 2016年春号より