肺がんの原因は喫煙!の大嘘

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日本では肺がんの主な原因は喫煙とされています。
年々増加傾向にあるガンの中でも肺がんは特に増加傾向が著しいガンではないでしょうか。

そこで疑問に感じるのは、喫煙者は確実に下がっていて、私の周りでタバコを吸う人は殆どいない状況です。

グラフからも分かる様に、以前と比べて喫煙する人の数は1/3位にはなっているでしょう。男性で未だに20%台後半の喫煙者というデーターは「本当に?」とちょっと疑ってしまうのですが、実感としては10%程度の様な気がしています。

それに対して肺がんの患者数は、めちゃくちゃ増えてます。

肺がん患者数は、なんとかつての7倍になっていると言われています。

厚労省や医師会の言う、肺がんの最大の原因は喫煙というのは本当なんでしょうか?

肺がんと言っても種類が色々とあり、喫煙との相関関係も違う様です。

1. 扁平上皮がん(Squamous cell carcinoma)

  • 喫煙との関連が最も強いタイプの一つ
  • 喫煙者に多く、特に1日あたりの本数・喫煙年数と強く相関。
  • 主に肺の中枢(太い気管支近く)に発生しやすい。

2. 小細胞がん(Small cell lung carcinoma, SCLC)

  • 喫煙との因果関係が極めて強い
  • 喫煙者の発症が圧倒的に多く、非喫煙者には非常にまれ。
  • 悪性度が高く、進行が速い。

3. 腺がん(Adenocarcinoma)

  • 喫煙との関連はあるが、扁平上皮がんや小細胞がんほど強くない
  • 非喫煙者、特に女性に比較的多い。

4. 大細胞がん(Large cell carcinoma)

  • 喫煙との関連が比較的強いとされる。
  • ただし全体の割合は少なく、診断時に腺がんや扁平上皮がんに再分類されるケースも多い。

注目すべきは、比較的喫煙との相関関係が薄いにもかかわらず、数が激増していまや肺がんの主流になってしまっている肺腺ガンです。

  • 腺がんの増加:1980年代から1990年代にかけて、扁平上皮がん → 腺がんへのシフトが明らか。特に1990年代後半~2000年代では腺がんの割合が高くなっている。
  • 扁平上皮がんの減少:特に男性・喫煙者の中で、1980年代に比べて1990年代、2000年代で扁平上皮がんの割合が低下
  • 小細胞がんなどの変化:小細胞がんは割合としては腺がん・扁平上皮がんほど大きな変動は見られないが、全体の中で一定の割合を占めている(特に喫煙者では)。

喫煙との因果関係が強い、扁平上皮ガンの割合が低下し、喫煙との因果関係の薄い腺ガンにシフトしているのです。

WHOのガンの原因ついての見解ですが、
■生活習慣要因が大半を占める
■食事の影響が大きい

と述べられています。